
米エリジウムスペース社、米スペースフライト社と共同で宇宙葬をより身近なサービスに!
米エリジウムスペース社、米スペースフライト社と共同で
宇宙葬をより身近なサービスに!
~ 2017年内の打上げが決定 ~
宇宙葬サービスを提供するエリジウムスペース(本社:サンフランシスコ、CEO:トマ・シベ, Thomas Civeit)は、2016年11月22日(火)に、次回地球周回ミッション「Star2」の2017年中の打上げ決定を発表いたしました。
「来年後半より定期的な宇宙葬の打上げを実現」
これまで、宇宙葬によって愛する故人を夜空に偲ぶための手段を提供してきました。しかし、地球を周回する軌道への打上げは最大10年の待ち時間を要しています。
そのような状況に対し、宇宙葬のパイオニア企業であるエリジウムスペース社は、打上げやミッション管理サービスのトップ企業「スペースフライト社」と提携することで、毎年の打上げを可能にし、打上げまでの待ち時間を、数年要していた状況から、数ヶ月に短縮します。
次の打上げは既に打上げ契約を完了しており、2017年後半に行われる予定です。すでに100名近くの申込みを世界中から受け付けており、数百人のご家族がこの歴史的なイベントに参加される予定です。現在も予約を受け付けており、エリジウムスペースのウェブサイトから30万円より申し込みが可能です。
「スペースフライト社とのこのパートナーシップは、世界で最も信頼性の高いロケットにより頻繁な打上げを実現する画期的なものです。参加されるご家族の夢を支援し、愛するご家族を望まれる時に夜空へお見送りすることが、私たちの使命です。」と、エリジウムスペースの創設者兼CEOのトマ・シベは語っています。
エリジウムスペースの人工衛星は宇宙葬専用の衛星としては世界初の超小型衛星となります。遺灰の一部または髪の毛等を納めたカプセルやその他の記念品を納めて打上げられます。人工衛星は、太陽同期軌道と呼ばれる周回軌道に乗り、約2年間星空の中を旅し、その後大気圏に再突入し流れ星となります。そのため、近年懸念されている、スペースデブリ(宇宙ごみ)になることがなく、環境にも優しいサービスとなっています。打上げられたあとは、90分に1周の周期で地球を周回し、故人様のご家族や友人は、その周回の様子を、スマートフォン及びタブレット向けの無料アプリによって、いまどこに衛星がいるのかひと目で確認することが出来ます。
また、衛星の表面は鏡のように研磨されたアルミニウムで作られるため、太陽の光を反射することで、双眼鏡などで観測できる可能性があります。大気圏突入が近づくにつれてより見やすくなると見込まれています。
「超小型衛星は、成長著しい新宇宙産業の中でも重要な存在であり、宇宙を使ったよりユニークなサービスやアプリケーションが、弊社の事業に貢献してくれることを嬉しく思っています」と、スペースフライト社のカート・ブレイク社長は語っています。
スペースフライト社は、包括的な打ち上げサービスと、世界的な打上げ機会へのアクセスを最大限に宇宙産業に提供することによって、宇宙へのアクセスを個人や家族のレベルまで民営化を進めています。
エリジウムスペースは今後も様々な形で、宇宙を活用した葬送サービスを、誰にでも購入可能な価格で提供し、宇宙へ、そして地球へ還るコンセプトで、さらなる葬送の自由を提供してまいります。
エリジウムスペース社(Elysium Space, Inc.)について
エリジウムスペース社は、誰でも宇宙へアクセスできるサービスを提供するため、サンフランシスコにて2013年に設立されました。日本にも拠点を展開し、世界で最も低価格な宇宙葬サービスを提供します。NASA出身者など宇宙の専門家と、葬儀業界の専門家のチームにより、高品質なサービスを提供しています。“Elysium(エリジウム)”とは、ギリシャ神話に登場する英雄のための死後の楽園から名付けられました。
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エリジウムスペース 取締役 金本 成生
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